冷えは・・・お風呂と湯たんぽで乗り切ろう

11月26日「お風呂の日」

11月の晩秋には、語呂合わせから11月26日を「いい風呂」、つまり「お風呂の日」があります。寒い時期になるほど身体を温めることが大切です。眠る少し前に身体を温めて一時的に体温を上げると、脳から体温を下げるように指令が出され、スムーズに眠りにつけます。

寝付きやすい入浴法

就寝の4時間前に約30分浸かるのが一番効果的です。入浴により体温が0.5〜1度上がり、就寝までに徐々に体温が下がる過程で入眠しやすくなるからです。ラベンダーなどリラックス効果のある入浴剤を入れるとさらに効果的です。そして、もう一つ大切なことがお風呂場の温度です。ぬるめのお湯に浸かっても、お風呂場が寒い場合は身体が緊張してリラックスできません。最低でも22度くらいの室温にしましょう。

オススメ:湯たんぽ

入浴では長くても30分から1時間くらいです。より長い時間をかけて身体を温めるとより効果があります。例えば、湯たんぽです。ここで大切なのが温める部位です。身体を温めるというと、手先や足先と思いがちですが逆効果です。身体の中心部から温めましょう。熱は筋肉に蓄えられるので、大きな筋肉を温めるのが効果的です。大きい筋肉のある5か所、「お腹」「お尻」「太ももの表側」「太ももの裏側」「二の腕の裏側」を順番に温めましょう。

首回り、手首周りを考えよう

冷え対策で大切なことは、一度温めたら熱を逃がさないことです。熱が逃げてしまうのは何といっても首周りです。タートルネックを着たり、マフラーを使ったりすると良いですが、首周りのチクチクが気になる人は綿や絹のスカーフがおススメです。そして、大事な体幹部を守るには、何といっても腹巻が一番です。最近では、柄も様々なものがあり、薄手で一年中使えるものも増えています。ファッションのひとつとして楽しんでみてはいかがでしょう。

    

マガジン表紙へ