脳活には・・・「第二の脳」を鍛えよう


手は「第二の脳」

「手は第二の脳」と言われています。その理由は、大脳の中で指や手に関わる部分が全体の3分の1も占めていて、足など身体の他の部分に比べて、脳の中でかなり広い領域を占めているからです。つまり、手は脳の発達や活性化に非常に大きな役割を担っているのです。

手からの刺激で・・・

大脳が手をコントロールする反面、手からの様々な刺激は神経を通じて大脳へ伝わります。その刺激によって脳神経細胞同士がつながり、その回路が増えていくことで、脳の成長が促されるのです。さらに、手には運動機能だけでなく、温度や痛みを感じるという感覚器としての役割もあります。これらをうまく機能させるには、手首から先にある27個の骨と、筋肉、神経のバランスがとても大切になります。

手の機能を鈍らせると・・・

手の機能を鈍らせるのは、せっかくの運動機能や感覚器としての機能を低下させ、さらには脳の働きを低下させることにつながります。手への刺激を行なうことで、脳の血流を促進し、脳細胞を活性化できるのです。ピアノやフルートなどの楽器演奏など指先を使い、美しい音楽を奏でることにより、脳をとても活性化することが出来るのです。

脳活に「一人じゃんけん」

簡単に指を使って出来る脳活が「一人じゃんけん」です。左手と右手でじゃんけんをして、まずは右手が必ず勝つ設定にして、右手のだし手を1回ごとに変えて3回続けます。その後は、左手が勝つように3回続けます。その後は、右手と左手が交互に勝つように続けましょう。この動作がうまく出来ない人、苦手な人ほど脳を強く活性化させます。うまく出来ない人こそ効果があると思って、前向きに取り組みましょう。しばらく続けるとうまく出来るようになるので、慣れてきたらスピードを上げたり、ルールを複雑にしたりしましょう。

    

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