梅雨時にバランスを崩しやすい・・・「自律神経」


天候が乱れると・・・

梅雨は慢性的なだるさや食欲不振を起こしやすい時期です。その原因のひとつには自律神経の乱れがあります。暑い日があったかと思うと寒くなり、晴れた日があるかと思えば、雨でジメジメした日が続くという状態では、身体を調整する自律神経が過労状態となり、バランスを崩しやすくなるのです。

生活を乱さないことが大切

梅雨の季節においては天候の変化以外には、自律神経の乱れを引き起こさない生活にすることが必要です。人の活動が活発になる昼間には交感神経が優位に、休息となる夜には副交感神経が優位に切り替わるというのが、自律神経の大きな1日の流れです。ところが、夜更かしをしたり、夜遅くに食事をとったりして生活リズムがずれると、とたんに自律神経が乱れやすくなります。

睡眠をきちんと取ろう

体調をきちんと整えておくには睡眠が大切です。睡眠をきちんと取らないと、生活リズムが乱れるし免疫力も低下します。もし夜間に睡眠がきちんと取れなかった場合は、短い時間の昼寝をしましょう。たとえ睡眠が取れなくても、身体を楽にして休むことで免疫力を高めます。ただし寝入る時間は20分間以下にしましょう。それ以上昼寝してしまうと夜に寝つけなくなり、生活リズムが乱れやすくなってしまいます。

昼間にしっかり身体を動かす

一方、昼間にはしっかり身体を動かすことも大切です。しかし、この時期には雨が降ることも多く屋外でも運動が出来ない日も多くなります。その場合におススメなのが水中ウォーキングやアクアビクスです。水の浮力や水圧を利用するので、体力に不安がある人でも、身体に無理なく効果的な運動ができます。あまり時間が取れない人は、ふだんから通勤でエスカレーターを使わずに階段を使うというように、日常生活で少しでも歩く機会を増やしましょう。

    

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