注意!・・・だるさは病気のきざしかも?
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身体がだるくて仕方がないという経験は誰にでもあるでしょう。睡眠不足や過労など日常生活の乱れがあり、だるさがある期間が限られたものであれば、あまり心配することはありません。しかし、休養しても回復しない疲労感や倦怠感には、深刻な病気の前触れや症状の可能性もあるので注意が必要です。
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何らかの病気によって起こるだるさに関して、圧倒的に多いケースは感染症です。風邪やインフルエンザは、発熱があったり鼻や喉にも異変が起こったりする上に、短期間なことが多いので分かりやすいのですが、それ以外にも感染症は起こりえます。例えば、急性肝炎や結核にかかると非常にだるくなるのです。ちなみに、急性肝炎は皮膚や白目が黄色くなる黄疸(おうだん)が特徴で、結核は咳や体重減少が症状にあらわれます。
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ホルモン異常など、いわゆる内分泌系の病気もだるさを生じさせやすいです。代表的な病気は甲状腺ホルモン量が多くなりすぎる甲状腺機能亢進(こうしん)症です。食欲があるのに痩せる、イライラする、手が震える、汗をかきやすいといった特徴もあります。そして、糖尿病も身体がだるくなる頻度が高い病気です。膵臓から出るインスリンが少なかったり、うまく働かなかったりで、血液中のブドウ糖をうまくエネルギーに変換できないことが原因です。
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身体のだるさを感じていて階段を昇る時などに息切れする場合は、心臓か肺の病気の可能性もあります。下半身にむくみがあれば心臓病の可能性が、咳やたんが出れば肺の病気が懸念されます。中でも最近多いのが慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。たばこの煙などを長期間吸うなどで肺に炎症が起き、全身のだるさが続くのです。
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