最後の砦は・・・強い免疫力！
同じウイルスでも…

ノロやインフルエンザなどはウイルスが原因で発症します。しかし、同じウイルスに感染しても、症状がでる人と出ない人がいます。また罹ったとしても、症状がひどくなる人と、それほどでもない人がいます。その違いは何と言っても免疫力の強さの違いなのです。
体温を高く保つ

ウイルスに対抗する免疫力を高めるために、まず注意を払いたいのが体温です。冬はどうしても体が冷えてしまいがちで、体温も低くなりやすい状態です。体温が０.５度下がると免疫力は３０％以上も低下するという研究報告もあるほどで、体温が下がると免疫力が低下してしまうのです。手足が冷えた場合は、身体は自身を温めようとする体内システムが働きますが、身体の中心を冷やして体温を下げてしまうと、なかなか低体温から抜け出せません。身体の中心は冷やさないように気をつけましょう。
免疫力を上げる大切なポイント

【睡眠をきちんととる】
睡眠不足は免疫力を低下させます。免疫細胞は夜間に古い細胞が死んで、新しい細胞が作られます。夜に寝ないと、細胞の入れ替わりがしにくくなります。

【ストレスを溜めない】
ストレスによってホルモンの分泌が影響を受け、免疫細胞であるリンパ球を減少させ、免疫力を低下させます。笑うとストレスホルモンが減るので笑いはとても大切です。

【ダイエットに注意】
ダイエットをしていると、どうしてもタンパク質が不足気味になってしまい、免疫力低下につながります。

【ビタミンとミネラル】
ビタミンとミネラルはたっぷり摂りましょう。粘膜を強化するビタミンＡ、代謝機能を高めるビタミンＢ群、抗酸化作用のあるビタミンＣとＥなど。ミネラルでは亜鉛・鉄・銅など。

　　　　

マガジン表紙へ