うどんやパスタを健康的に食べるには?


「うどん」 糖質が多くても…

うどんやパスタなども少し気にかけると、より健康によい食べ方ができます。まず、うどんは半分以上が糖質で占められていますが、うどんに含まれるデンプンはゆっくり分解されてブドウ糖になります。砂糖に比べて血糖値の上昇が穏やかで持続性があるので、腹もちのいい食べ物なのです。

足りない栄養素を補う

うどんはタンパク質に含まれるアミノ酸のバランスがあまり良くないので、他のタンパク質食品と組み合わせましょう。大豆タンパク質がとれる油揚げの入ったキツネうどんや、卵が入った月見うどんなどはおススメです。さらに、ビタミン全般の含有量が少ないので、カボチャやニンジン、青菜など色の濃い野菜を具だくさんにして食べましょう。また、うどんでビタミンを摂らなくても、小鉢をつけたり、食後にフルーツを食べたりして、意識的に野菜やフルーツを取るよう心がけましょう。

「パスタ」 オリーブオイルが大切

パスタ料理はきちんとしたオリーブオイルを使うと、とても健康的です。オリーブオイルに含まれるオレイン酸は悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを維持して動脈硬化を予防します。また、抗酸化力の高いビタミンAやビタミンEも豊富に含まれ、アンチエイジングに対しての効果も期待できます。ただし、オリーブオイルは酸化しやすくて加熱には向きません。炒める時に油を多めに入れるのではなく、調理し終わった後、食べる直前にオイルをかけましょう。

トマト味がおススメ

地中海料理は健康に良いと言われます。オリーブオイルが理由の1つですが、その他に原因として考えられているのはトマトです。トマトには体脂肪を抑えて老化を防ぐ効果があり、リコピンという成分にはガンの予防効果があると言われています。このトマトの年間消費量が、イタリア人は日本人の約10倍なのです。ベース味を選ぶ時に迷った時には、ぜひトマト味のものを選びましょう。

    

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