男性の不眠…更年期障害の可能性も |
|||||
|
|||||
男性の更年期障害かどうかは、血液検査で男性ホルモンのテストステロン値を調べれば分かります。女性の更年期は閉経前後10年間と期間が限定的なのに対し、男性の場合はホルモンの減少には個人差があり、40〜80歳代と幅広い年代に起きる可能性があり、気づく人が少ないのです。治療はホルモン療法を使う場合が多く、減少した男性ホルモンを補う注射を2〜4週ごとに通院で打ち、それを1年ほど続けて様子をみます。 |
|||||
男性ホルモンのテストステロンの減少には、加齢だけでなく、ライフスタイルの変化も大きく関わることが最近分かってきています。テストステロンは社会適応に関わるホルモンとされ、自分が社会に貢献している、認められていると感じられていると、テストステロン値は下がりにくいのです。仕事だけに限らず、趣味やボランティアなどでも、社会貢献や達成感を得るような環境を自らつくることも大切です。 |
|||||
|