30代40代で起こる体の不調…その原因は?


ストレスによることも多い

身体の不調が続くので医者に診てもらう、しかし何の異常も見つからない…40代にそんな症状の人が増えています。そうした場合、ストレスが原因ということが多くあります。ストレスによって身体の色々な部分に不調が出てしまうのです。

頭と髪への影響

ストレスは頭や髪の毛に影響を及ぼします。ストレスにより筋肉が収縮して血行が悪くなると頭痛を引き起こすのです。そうした頭痛は締め付けられるような痛みが特徴です。デスクワークなどで首や肩を酷使すると悪化しやすいので注意しましょう。ストレッチをしたり、患部を温めたりすると、症状が改善します。そして、さらに影響が出るのが髪の毛です。ストレスにさらされると体内で炎症反応が起き、髪の毛を生やす「毛母細胞」が萎縮して、髪の毛を生やす働きが抑制されてしまうのです。

耳とアゴの不調

ストレスによって耳に起こる有名な病気がメニエール病です。ストレスによりホルモンバランスが崩れ、耳の奥にある内耳に水がたまり、感覚異常が起こります。耳鳴りだけでなく、目まいや吐き気を感じることもあります。そして、最近分かってきたのがアゴへの悪影響です。ストレスによって顎関節症を引き起こすことがあるのです。以前は噛み合わせの悪さが原因と言われましたが、現在は精神的ストレスが原因のものが多くなっています。ストレスが続くと、無意識のうちに歯をくいしばっていたり、肩に力が入ったりするからです。

大腸の不調

ストレスが引き金となり、大腸の機能に異常をきたす症状が過敏性腸症候群です。レントゲンや内視鏡の検査で、潰瘍・ポリープ・ガンなどの病変が見られません。ストレスで痛みを感じる神経が過敏になり、正常な腸のぜん動運動だけで腹痛を感じてしまうのです。また、肩こりや腰痛なども、精神的ストレスの影響が大きいと言われています。

   

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