ストレッチでエコノミークラス症候群を予防！

同じ姿勢を長時間していると

熊本での震災でかなり問題になっているのがエコノミークラス症候群です。避難所や車などで長時間同じ姿勢をとり続けていると起こりやすくなります。脚の静脈に血栓が出来て、その一部を肺動脈に詰まらせてしまうのです。場合によっては呼吸困難で命を落とすこともある危険な症状です。

狭いところでも出来るストレッチ

予防には狭いところでも出来るストレッチが効果的です。血行改善にも役立つので、日常生活で使いながら覚えましょう。

【手先と手首をほぐす】
手のひらを開いたり握ったりした後、こぶしを手首からゆっくり何度か回す。手を開いて、反対側の手で手のひら全体を指圧しながらマッサージする。

【足先・足首・足の裏をほぐす】
足首をゆっくり何度かまわす。反対方向にも。足指でグーとパーをする。両手で包み込むようにして足裏を指圧する。

【ふくらはぎと太ももをほぐす】
床に座って、軽く膝を立ち上げる。足の甲で反対側のふくらはぎをポンポンと軽くたたく。場所があれば床に横になって、片方のヒザを胸に近づけて両手で抱え込む。場所がなければ座って行なう。

深呼吸しよう

体を少しほぐす時に一緒に行なうと効果的なのが深呼吸です。手軽に行なえてストレス軽減に役立ちます。６秒大きく吐いて、６秒で軽く吸うという繰り返しを２～３分間ほど続けましょう。一日に数回行なうと効果的です。心配や不安などを和らげることが出来て、不眠などの改善も期待できます。

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