ごはんにちょっと混ぜて健康に 〜雑穀〜


栄養価が高い

和食と言えば「ごはん」なのですが、残念ながら白米はあまり栄養価が高くありません。そこでおススメしたいのが、とても栄養価の高い「雑穀」です。現代人に不足しがちなミネラルやビタミン、さらに食物繊維やポリフェノールなども豊富で、栄養バランスがとても良いのです。雑穀の主なものとして、アワ・ヒエ・キビ・豆・ソバ・ゴマ・アマランサスなどがあります。最近では、赤米や黒米などの古代米も仲間に含まれます。

最近はかなり手軽に

雑穀と聞くと、あまり美味しくなくて、さらに手間がかかるというイメージがありますが、簡単に使えるものも増えてきています。市販されている種類にも単品からブレンド雑穀まで多種多様に出ています。最近は自然食品を取り扱う店も増えて、スーパーなどでも売っているなど、かなり手軽に手に入ります。

まずは白米に少し混ぜて…

まずは、雑穀少量を白米に少量混ぜるところから、取り入れてみてはいかがでしょうか?白米と混ぜて炊くときは一度にたくさん炊いて、じっくり蒸らすとモチモチしてふっくらした食感が出せます。食べきれなくて残してしまった時は、密閉容器に入れて保存して食べる時に蒸し器で蒸し直すとおいしく食べられます。塩分や脂肪分が少ないので、しっかり味付けをすると味の物足りなさが解消されるでしょう。

糖質が少ない

雑穀米と白米の大きな違いは糖質の含有量です。現代での食事での問題点のひとつは糖質の摂りすぎです。糖質を摂りすぎると糖質は脂肪として体内に蓄積されてしまうからです。ハト麦・アマランサス・ソバなどの雑穀類の糖質量は、白米の約3分の1から5分の1ほどしかありません。また糖質が効率よくエネルギーに変換されるにはビタミンB1が不可欠ですが、赤米や黒米などは白米の約5倍近くもビタミンB1を含んでいるのです。

   

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