歩き方を変えると、足のカサカサが治る?!
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寒さが増してくると肌の悩みが増えてきます。肌のカサカサに困って頻繁に保湿クリームを塗る人も増えるでしょう。そういう時に「私は乾燥肌だから仕方がない」と体質で話を済ます人が多いですが、実は体質だけが理由ではないこともあります。特に、足の脛(すね)や踵(かかと)がカサカサしたり、痒くなったりする場合はそうした可能性があるようです。
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最近はきちんとした歩き方が出来ていない人が増えています。特に出来ていない点が足全体を使って歩くということです。そのような悪い歩き方を改善するだけで、足の脛や踵のカサカサやかゆみが改善する人がいます。きちんとした歩き方をすると、全く関係ないように思える肌の状態が良くなることもあるのです。
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良くない歩き方の典型としては、足全体を使わずに膝から下だけを動かして、膝から上の太ももをほとんど動かしていない形です。ハイヒールを履いている女性には特にその傾向が見られます。ガニ股で歩いている男性もそうなります。こうした歩き方をしていると、ヒザが曲がった状態のまま動かすことになります。ヒザはリンパ節もある場所です。ヒザが曲がっていることが多いと、血流やリンパ流が悪くなってしまうのです。
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さらに、くるぶしからつま先までの足裏全体を使って歩くことも大切です。すると、足の脛にある筋肉、ふくらはぎにある筋肉、足裏全体の筋肉をしっかり動かすことができます。すると、足先から膝の間の血流とリンパ流が良くなり、そのことによって、足の肌の状態がとても改善するのです。また、最近は肘から手首までの前腕部分にかゆみを覚える人も増えています。これも、パソコン作業などで手先だけを使い、腕全体を使わずにいることによって、腕の血流やリンパ流が悪くなることによって肌荒れが起きている場合があります。
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