食べ物は…体調不調の原因にもなる


食べ方で不健康にも

食べ物で健康になれるのは確かですが、その一方、食べ方で不健康になるのも確かなようです。特に問題なのが食べ物に偏りがある場合です。30〜40代の女性に良くみられるのは、鉄、亜鉛、ビタミンB群の不足です。お菓子や炭水化物を摂取する量が多すぎて、肉や魚などが不足している場合が多いのです。

血液検査で原因が分かる

栄養バランスの崩れた食事が、便秘や貧血、じんましん、イライラしやすいといった不調を招く一因となり得ます。こうした不調が重くなっていき、長いあいだ治らない場合は、検査で栄養状態を詳しく調べてみるのも1つの手です。血液検査で栄養状態を詳しく調べ、その状態に応じて栄養成分をサプリメントなどで摂取し、正常な状態にしていくという栄養療法があります。最初に必要なことは、今の栄養状態を知ること、不足な栄養素もしくは過剰な栄養素をしっかりと見極めることなのです。

素人判断はダメ

あまりひどい体調になってから、自分の素人判断で自己流にミネラルのサプリメントをとったりすると、かえって一部の栄養素だけ過剰摂取になり、より体調が悪くなる可能性もあります。まず大切なのは、今の栄養状態、何が不足していて何が過剰なのかを正確に知ることなのです。

5色バランス健康食

普段から色を意識して食事を考えていくと自然とバランスをとれるようになります。おススメしたいのが、毎回の食事のなかに5つの色を入れるようにするという方法です。赤色、白色、黄色、緑色、黒色の5色を揃えるだけなので、かなり手軽に取り組める方法だと思います。野菜の話の中に出てきたように、野菜では栄養素が直接その色と関わりがあるのです。従来の栄養素の分類とは異なりますが、いつも意識するだけで必要な栄養素をとることが出来るのです。

    

マガジン表紙へ