30秒がキーワード 〜手軽な室内運動〜

違う運動を交互に

運動を行なう場合同じ運動を続けて行なうことが多いでしょう。しかし実は、有酸素運動と筋肉トレーニングを交互に行うと、短時間でも効果が出やすい事が分かっています。同じ運動を続けて行なうのではなく、違うタイプの運動を少しずつ行ないましょう。30秒ずつ交互に行なうだけで効果があるのです。

30秒ずつ交代のトレーニング

例えば、@腹筋(筋トレ) 30秒
Aその場足踏み(ひざを高く上げ腕を大きく振る・有酸素運動)  30秒
Bスクワット(筋トレ)   30秒    Cその場足踏み(有酸素運動)  30秒
D腕立て伏せ(筋トレ)  30秒    Eその場足踏み(有酸素運動)  30秒
この順番で行なうと、3分間1セットのサーキットトレーニングとなります。3セット行っても、かかる時間はたったの10分です。

30秒だけ運動 「片足立ち」

色々と動き回るのは大変…という方には、たった30秒の運動をご紹介しましょう。それが「片足立ち」です。まずは、肩の力を抜いて自然に立ちましょう。
1.右足のかかとを、左足のつけ根につける
   (かかとを出来るだけモモのつけ根につけるが、無理はしない)
2.両手を肩の高さで水平に広げて真っ直ぐに伸ばし、15秒間続ける
3.左足も同じように行なう

腹式呼吸をプラスで、さらに健康アップ

慣れてきたら時間を増やして片足1分くらいずつ行ないましょう。片足立ちしている時に腹式呼吸にすると、内臓に刺激が加わって更に効果がアップします。骨盤は日常生活では刺激を加えられることが少ないため、かたく緊張した状態になりがちです。片足立ちによって股関節を開くと骨盤の緊張が緩むので、骨盤の中だけでなく、全身の血液の流れがよくなります。すると腸の動きが良くなり、体内に溜まっていた便や老廃物がどんどん排出されるのです。

    

マガジン表紙へ