ストレス過多になる春を乗り切るためには?


環境的にストレスが多い

春は精神的に不安定になりやすい時期です。俗に「五月病」と言われますが、この症状は学生だけでなく社会人にも見られる症状です。新入生や新入社員に限らず、転勤や部署変えのあった人なども要注意です。環境の変化についていけず、知らず知らずに自分の殻に閉じこもる「心のスランプ」です。

身体的にも調整が難しい

さらに、冬から春への移り変わりは三寒四温と言われるように気温の変化が激しい時期です。この気温の変化が自律神経のコントロール機能に大きな影響を与えます。自律神経は活動する時に活発になる「交感神経」と、休憩時に活発になる「副交感神経」の2つに分けられます。この2つの切り替えがうまくいかないと、睡眠障害やイライラといった症状が現れてしまうのです。

自律神経を整えることが大切

ストレス耐性を高めるには、自律神経のうち特に副交感神経の働きを優位にすることが必要です。そのために、まずは規則正しい生活がとても大切です。それでもなかなか神経が高ぶってしまう場合には、ヨガやウォーキングなどのあまりきつくない運動をするのがおススメです。あとは半身浴などでぬるめのお風呂にゆったりとつかり、体温を高く保つと良いでしょう。

ストレスに効果のある栄養素

ストレスに効果のある栄養素をたくさん摂りましょう。まず重視したいのがカルシウムで、牛乳・ヨーグルト・豆腐・小松菜などに多く含まれます。どれにカルシウムが多く入っているか良く知らないという方は、とにかくタンパク質をきちんと摂りましょう。ある調査ではカルシウム摂取とタンパク質摂取は正比例すると言われているからです。あとはビタミンをしっかり摂りましょう。ストレスを受けると体内消費量が増えるビタミンB1、ストレス抵抗に必要なホルモンに関係するビタミンC、自律神経の調整作用があるビタミンEが特に大切です。

    

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