ヨーグルトはすごい!…多岐にわたる効能
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ヨーグルトは「おなかの調子を整える」食品として知られています。ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、お腹の調子を整える作用があります。乳酸菌などが作り出した乳酸が腸を刺激して、腸のぜんどう運動を促し、さらに腸の中に水分を呼び込んで、便の硬さを調節します。
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そうした整腸作用ばかりでなく、最近では他にも色々と健康的な効能があることが分かってきています。ヨーグルトの「おなかを整える」効能は、内臓の中だけでなく、その周りについている脂肪にも良いようです。イギリスのある研究で、ガゼリ菌SP株という乳酸菌を含むヨーグルトを1日200グラムずつ12週間つづけて食べると、内臓脂肪が約8%減少したという結果が発表されているのです。
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整腸作用はもちろん、食中毒への効果も期待できるビフィズス菌BB536株にも注目です。なんとこの菌は、インフルエンザ発症の予防効果もあるそうです。他にも、更年期障害の症状を緩和する「ラブレ乳酸菌」、アレルギー性鼻炎の症状を緩和する「L−92乳酸菌」など、色々と役に立つヨーグルト菌の種類は多彩になっています。
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こうしたヨーグルトの効果をより十分に発揮させるには、食べるタイミングが大切です。乳酸菌は胃酸に弱いので、胃酸が弱くなる食後のタイミングがおススメです。乳酸菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖を多く含む野菜や果物などと摂ると、さらに良いでしょう。また、乳酸菌は出荷後にだんだんと減るので、なるべく早いうちに食べるのがおススメです。どの乳酸菌で効果がでるかは人によって違うので、まずは試してみることが大切です。それもすぐには効果が出ないので、同じ菌を続けて2週間は食べ続けましょう。
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