足裏を揉んで…むくみ・疲れ・冷えを解消


足裏はポンプの役割

足の裏は第二の心臓と言われています。足裏の筋肉がポンプのように血液や老廃物を心臓に向けて押し返しています。しかし足裏の筋肉が硬くなっていると、足裏のポンプが働きません。すると、足に老廃物がたまってむくんだり、血液の循環が悪くなって様々な問題が生じます。

夏は足にむくみや疲れが出やすい

夏は足にむくみや疲れが出やすい時期です。夏は体温を下げようとして血管を拡張し、血しょう成分が多く浸み出してきて、細胞組織中の血しょう成分が多くなります。冷房によって夏でも足元の冷気が足先から熱を奪い、血液などの体液を心臓に押し戻す力が弱くなり、むくみやすくなるのです。足がむくみやすい、足が疲れやすいという人には足裏マッサージがおススメです。足裏をマッサージすると、たまっている老廃物を流すことができて、足のむくみや疲れがとれます

冷えにも効果的

最近は夏でも身体が冷えている人が増えています。冷えの原因のひとつは、血流が悪くなっていることです。足裏をマッサージして血流が良くなると、身体の奥から暖かい血液が足裏まで届けられるようになり、足がポカポカと暖かくなります。足裏には体調を良くする「ツボ」や「反射区」なども多くあります。素足でいることが多い夏の間は足裏マッサージをしやすい時期なので、昼間の短い時間にも足裏をマッサージすると良いでしょう。

気になるタコ・ウオノメ

足裏に出来るタコやウオノメは、足裏のある一部分に過度な圧力がかかり続けた結果、角質細胞がその刺激に対応しようと増殖してできたものです。特によく出来やすいのは、ハイヒールを履く機会の多い女性です。自分で滅菌処理を行なわずに切った場合は炎症を起こす危険があるので、専門の道具があるところで除去してもらいましょう。足裏全体を刺激して揉みほぐすと、血行が良くなり皮膚が柔らかくなるので、角質が出来にくく、ひいてはタコやウオノメも出来にくくなります

   

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