食欲増進にもダイエットにも効果あり!


“身体に悪い”は誤解?

炭酸を飲むという言葉には、身体に悪いというイメージを持っている人も多いようです。しかしそれは大きな誤解で、色々と健康に良い面が多くあるのです。そのため最近では、積極的に取り入れる人も多くなっています。例えば、普通の水より炭酸水は身体への吸収が良いため、脱水症の改善につながり、熱中症予防が期待できます。

胃の働きが良くなる

炭酸水を飲むと、胃のぜんどう運動が活発になります。炭酸が胃の粘膜を刺激して血管を拡張させるために血流が良くなり、胃がさかんに動き出すのです。食欲がない時でも食前に炭酸水を飲むと、食欲を増進させてくれるのです。そうした効果に必要な量は、1回につきコップ1杯、およそ150mlで十分です。飲み過ぎると逆に食欲を減退させてしまいます。

量を変えると、ダイエットにも効果的

逆に、この特徴をダイエットに活かしている人も多くいます。炭酸水は一度に500ml以上飲むと、炭酸ガスでお腹が膨れて胃の動きが弱まり、食欲が減退するのです。ただし、販売されている炭酸水には甘さが加えられているものが多くあります。炭酸水をたくさん飲めばダイエット効果があるからといって、糖分を多く摂ってしまっては本末転倒です。かならず糖分が入っていないものを選びましょう。

便秘予防にも期待

炭酸を飲むことによって、胃だけでなく腸のぜんどう運動も活発になります。腸内の運動が活発になることによって、便を外へ押し出す力が働くので、便秘予防が期待できます。特に、朝の炭酸水は便通を良くする効果があると言われています。ただし注意したい点が一つあります。腸内の動きが悪いことによって起きている便秘には炭酸水は効果的ですが、そうでない場合があります。ストレスなどで自律神経がおかしくなって起こる「けいれん性便秘」の場合は、炭酸水を飲むことでさらに症状が悪化することもあり得るので注意しましょう。

   

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