健康を考えたら・・・何よりも“蕎麦”がイイ!


食物繊維が多い

身体にとって一番良い麺を選ぶとすれば、何と言っても「蕎麦(そば)」でしょう。蕎麦が健康に良い点のひとつには食物繊維が多いことがあげられです。それによって、食後の血糖値の上昇が穏やかに出来たり、コレステロール値を下げたり出来るのです。

ルチンが身体に良い

蕎麦粉に含まれるルチンという物質は、身体に良い効果が色々あります。ルチンには動脈硬化を予防したり、毛細血管を強くすることで脳出血を予防したりという効果が期待できます。さらには、血圧を下げる効果があることも分かっています。ルチンは蕎麦の実の殻の部分に多く含まれるので、殻を使わない更級蕎麦より、殻を使う田舎蕎麦の方がおススメです。また、ルチンだけでなく、蕎麦に含まれるビタミンなども水溶性なので、蕎麦湯も飲んだ方がより栄養が取れます。

蕎麦粉でなければ意味がない!

最近は蕎麦粉の含有量が少ない蕎麦も多く見かけるので、蕎麦を食べる際には、蕎麦粉の含有率に注意する必要があります。そのための簡単な見分け方が蕎麦の呼び方です。十割蕎麦や二八蕎麦という名前が入っているものを選びましょう。十割蕎麦とは蕎麦粉が10割という意味、二八蕎麦は小麦粉の割合が2で蕎麦粉の割合が8という意味です。

これで足りない栄養素を補おう

炭水化物以外にも、蕎麦にはタンパク質やビタミンB1・ビタミンB2は多く含まれています。しかし、ビタミンAやビタミンCがほとんど含まれていません。蕎麦を食べる際には、これらの不足ビタミンを補う食材を取った方が良いでしょう。体内でビタミンAに変わるβカロチンやビタミンCを多く含む食品は、ニンジンや葉物野菜など濃い色の野菜に多く含まれるので、付け合わせにそうした食品が含まれるものを選びましょう。また日本茶にはビタミンAやビタミンCが多く含まれているので、食後にお茶を飲むと足りないビタミンが補えます。

   

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