湿度が高い時は…より熱中症に注意が必要
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梅雨の季節には熱中症に注意する必要があります。たとえ気温が高くても、湿度が低ければ汗をかくことで熱が奪われ、体温を上手にコントロールできます。しかし湿度が高い状態になると、空気中への熱の放出が難しく、汗をかいた後にそれが蒸発しなくなり、発汗による体温調節が出来なくなります。湿度が高い場合には、気温が30度以下でも熱中症の危険に気をつけるべきなのです。
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熱中症の初期には「ボーッとする」「めまいがする」という症状があらわれます。気温が高い状態が続いた場合、皮膚血管が拡張するので、全身に必要な血液の量が多くなります。すると、脳へ送られる血液が不足する状態になって、ボーッとしたり、目まいを感じたりするのです。
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ノドが渇いたと思った時は、すでに手遅れの場合もあります。時間をある程度決めて、こまめに飲みましょう。1回に100〜200ml程度の水をゆっくり飲むのがコツです。寝起き、就寝時、入浴前後には必ず摂りましょう。また、就寝中に多くの汗をかくので、朝一番に、もしくは外出する前に、コップ1杯の水かお茶を必ず飲みましょう。不足しがちなミネラルを補うためには、ミネラルウォーターもおススメです。
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注意したい飲み物は、なんといってもアルコールです。アルコールには、利尿作用と血管拡張作用があり、体内の血液量が不足するため、アルコールそのものが熱中症を発症させやすくする危険さえあります。そして、子供で注意したいのは水分の量です。大人は体重1kgあたり50ml程度の量で良いのですが、子供は大人以上に水分が必要です。1歳では体重1kgあたり120〜140ml、4歳では体重1kgあたり100〜120ml、10歳では体重1kgあたり70〜85mlも必要なのです。
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