ロコモ予防は、医療費削減の切り札!


知っていますか?「ロコモ」

最近聞かれるようになった「ロコモ」という言葉をご存知でしょうか?就労世代の人たちにはあまり馴染みのない言葉でしょう。しかし実はこの「ロコモ」こそが、医療費高騰の大きな懸念材料とされ、これを予防することが医療費を抑制するためのカギと言われているのです。

ロコモとは運動器に関すること

「ロコモ」とは略称で、正式には「ロコモティブシンドローム」、和名を「運動器症候群」と呼びます。人が自分の身体を自由に動かすことが出来るのは、骨、関節、筋肉などで構成される運動器がきちんと働いているからです。これらの骨、関節、筋肉などは連携して働いているので、どれかひとつが悪くても身体はうまく働きません。「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」とは、筋肉、骨、関節、椎間板といった運動器のいずれか、もしくは複数に障害が起きて、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態を表現した言葉です。

大切な健康寿命

ロコモが大きな問題になっているのは、それが健康寿命に直結することだからです。健康寿命とは、健康上の問題が無い状態で日常生活を過ごせる期間のことを指します。平均寿命から健康寿命を差し引くと、男性では約9年、女性では12年にもなり、この差の大きさが問題になっています。平均寿命の長さももちろん大切ですが、生活の質を考えると、健康寿命の長さがより大切と考えられます。

要介護につながる一番の原因

自立度の低下や寝たきりなど、いわゆる要介護の状態になることが健康寿命の最大の敵です。そして、要介護になる原因の第1位が「運動器の障害」なのです。つまり、「ロコモ」が健康寿命を短くさせる一番の原因という事です。70代では男性の6割、女性の7割がロコモと言われ、予備軍まで含めると5000万人にも上ります。要介護状態になれば医療費がより多くかかるようになります。要介護状態の人を減らしていくため、健康寿命を伸ばすためには、ロコモ予防が大切なのです。

   

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