快便には・・・タイミングが大切!


便意を感じるのは・・・

便意を感じた時に、きちんとトイレに行くという習慣をつけることも大切なことなのです。というのも、大腸から運ばれてきた食べ物のカスは、最後に直腸に押し出されます。すると、直腸の壁が便に刺激され、脳に「便が来た」という信号が送られます。この信号が私たちの感じる便意なのです。

タイミングを逃すと

ここで大切なのは、直腸に便が一杯になったから便意を感じるのではないということです。だから、便意を感じても放っておいたり、ちょっと力んだだけで「出ない」とあきらめてしまうと、すぐにサインも消えてしまうのです。そして、次の便が直腸にくるまで直腸に便が残ったままの状態になってしまいます。そうしたことを繰り返すうちに、便意そのものを感じにくくなってしまい、便秘体質になってしまうのです。

1日1回はトイレで

まずは自分の排便習慣を知ることが大切です。それにおススメなのが排便日記をつけてみることです。排便した日時だけでなく、お腹が張ったりするなど便意を感じたこともつけてみると、自分の便意のリズムがわかるはずです。そのリズムが分かったら、その中で1番ゆっくり出来そうな時間を選び、1日1回はトイレでお腹に力を入れるようにしてみましょう。

食事時間も大切

どうしてもリズムがつかめない場合は、意識的にリズムを作らなければなりません。新しくリズムを作るならば朝方が一番効果的です。朝に冷たい水をコップ1杯飲むと、これまで休んでいた胃や腸を一気に動かす刺激になり、便がグイっと直腸まで運ばれる作用が出やすくなるのです。また、食事の時間がバラバラだと、便意を感じる時間もバラバラになりやすくなります。食事の時間を毎日なるべく同じような時間にすることも大切な点です。

    

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