やっぱり一番気になるのは…抜け毛と薄毛!


1日50〜100本はふつう

髪の毛の一番の悩みと言えば、やはり何と言っても“抜け毛と薄毛”! 抜け毛や薄毛はどうして起きてしまうのでしょう?
髪の毛が生えてから抜けるまでのサイクルは、男性なら3〜5年女性では4〜6年です。1日に50〜100本くらい抜けるのです。そのようなサイクルで抜けている分には問題ないのですが、何らかの原因で早めに抜けることがあります。次の髪が生える準備が出来ていない段階で抜けてしまうと、すぐに毛が生えてこない、もしくは全く生えてこなくなり、薄毛やハゲにつながってしまうのです。

抜けた毛で髪の状態を判断

寿命をきちんと終えた髪は、毛根部分がふっくらしてマッチ棒のようになっています。毛根に丸みがなくてパサついているのは、円形脱毛症のような異常な脱毛です。また、抜け毛の全体が細くなっているのは、通常より早いサイクルで成長期を終わらせてしまった毛で、ハゲの原因になります。

こんなことが原因!

生まれつきや生活環境などで、薄毛は悪化します。大きな要因としては、次のようなことが挙げられます。
≪遺伝的要因(ホルモン)≫
薄毛そのものが遺伝するというよりも、薄毛になりやすい体質を受け継いでいるといえます。それには、男性ホルモンが大きく関係しています。
≪ストレス≫
ストレスが直接的に薄毛の原因になるわけではなく、ストレスなどで血管が細くなり毛根部に栄養分が十分に運ばれなくなり、毛髪が育たなくなると言われています。
≪食生活やタバコ≫
バランスの偏った食事は、頭皮の栄養状態が悪くなり、髪が成長しにくくなります。また、ニコチンは血流を悪化させるので、薄毛には大敵です。
≪帽子やヘルメット≫
頭皮が蒸れると、毛髪に十分な栄養が行き渡らなくなるために、髪の毛が抜けやすくなると考えられています。

   

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