一杯のみそ汁で、夏の疲れを吹き飛ばそう


タンパク質が豊富

暑い時期にはついつい敬遠がちになる熱い味噌汁。しかし、まだまだ暑い時期にこそ食べてほしい食品です。味噌は大豆からできているので、タンパク質が豊富です。大豆を味噌の状態にすると、麹(こうじ)の作用でタンパク質の吸収と消化がさらに良くなるので、夏の疲れた胃腸にはもってこいなのです。ちなみに、コレステロールを下げる働きもあるので、メタボ気味の方には更におススメです。

塩分の補給に

まだ暑い時期には、汗をたくさんかいて身体の外に塩分がたくさん排出されます。味噌汁がおすすめなのは、味噌汁に含まれる塩分で不足した塩分を補給できるからです。さらに、野菜や海草などの具をたくさん入れることで、不足しがちなビタミンやミネラルをたっぷりとることも出来ます。ただし、塩分の摂りすぎが気になる人は、1日1杯までにしましょう。

こんな具がおススメ

≪野菜≫
暑い外とは対照的に、室内は冷房が入っていて、夏には逆に冷えがひどくなる人も・・・。そうした人におススメなのが、身体を温める効果がある根菜類
≪海草類≫
不足しがちな海草類は、味噌汁にいれると手軽にたくさんとることが可能。
≪キノコ類≫
低カロリーでビタミンや食物繊維が豊富。コレステロール値を下げる働きもあり。

注意したいのは、甘いジュース

甘いジュースには、500mlに30〜50gも砂糖が入っています。砂糖の摂りすぎは疲労感を強くします。糖質分解のためにビタミンをたくさん使って血糖を急上昇させるので、血糖を下げる効果が必要以上に働いて、逆に低血糖の状態になるからです。また、砂糖の摂りすぎは、吸収の際に胃に負担をかけて食欲不振の原因にもなるので、砂糖をとり過ぎないように注意しましょう。

   

マガジン表紙へ