気をつけたい足の痛み…足裏の筋肉を鍛えよう!


足裏の筋肉が痛むのは・・・

朝起きて足に体重をかけた時に、痛みを感じる場合があります。その中で、40〜50代の男性がなりやすいのが足底筋膜炎で、足のアーチを支えている足底筋膜に炎症が起こる状態です。肥満や加齢によって、足底筋膜の柔軟性が失われることで起こりやすく、形の違う靴に変えた時などは特に注意が必要です。

足裏の筋肉を痛めてしまったら・・・

足底筋膜は、かかとの骨の下側と親指をつないでいて、歩いたり走ったりする時にバネの役割を果たします。足底筋膜に沿った部位なら、どこにでも痛みが起こりますが、かかとに起こることが多いでしょう。足を鍛えようとして、ジョギングなどの運動をしてしまい、悪化させてしまうケースも見られます。基本的に走ったり飛んだりといった、足に衝撃を与えるような激しい運動は禁物です。足底筋膜炎は、自然治癒する足の病気ですが、完全に治りきるまで痛みが続きます。状態の悪化を防ぎながら痛みを抑える対症療法や、ストレッチによる治療が基本となります。

予防のために・・・

痛みが出る前に足裏の筋肉をしっかりしておくことが大切です。時間もかからず簡単に出来るものなので、毎日少しずつトライしてみましょう。

☆新聞よせエクササイズ☆
椅子に座り、新聞紙の上にどちらか片足を置きます。片足ずつ足の指を使ってたぐり寄せます。膝やかかとは動かさずに、足指だけでたぐり寄せましょう。タオルなどの布でも代用できます。毎日左右3回ずつ行なうと良いでしょう。

☆足指ストレッチ☆
片手で足の甲を支え、もう一方の手で足指を甲の方へ90度以上曲げます。呼吸をゆっくりとして、力任せに曲げないように気をつけましょう。親指だけではなく、小指まで曲げましょう。一度に曲げられない時は、数本ずつに分けても良いので、すべての指をまんべんなくストレッチしましょう。

    

マガジン表紙へ