こんな人や、こんな時が要注意!
|
自律神経は呼吸・消化・血流など、生きていくために欠かせない機能をコントロールする神経で、その働きは精密でデリケートです。何らかの影響ですぐに乱れてうまく働かなくなり、体の不調としてあらわれます。個々の症状で病院を受診しても、検査で原因が見つからない場合、自律神経の乱れが隠れているかもしれません。
|
自律神経はいったん大きく乱れると、元に戻すまでに時間がかかることもあります。自律神経の乱れには毎日の生活が大きく影響するだけに、自分で日常生活をコントロールするセルフケアがとても大切になります。「病気でもないのに、なんとなく体調が悪い」という人は、自律神経にダメージを与える生活をしていることが多く見られます。
|
女性は男性に比べ、自律神経のバランスが崩れやすくなっています。なぜなのでしょうか? 自律神経を支配している「視床下部」というところは、ホルモンの分泌もコントロールしています。ですから、どうしても自律神経はホルモン分泌の影響を受けやすくなってしまうのです。
|
|
|
女性は1カ月の中で生理周期に合わせて、ホルモン環境が大きく変化します。また、一生を通じても、初潮、妊娠・出産、閉経と劇的な変化があります。このホルモンのアップダウンが、自律神経にも大きな影響を与えるのです。また、他に周期的な影響としては季節があります。これは女性だけに限りません。季節の変わり目は気候が変わりやすいため、自律神経の調整が間に合わず、自律神経が乱れる原因になりやすいのです。
|
マガジン表紙へ
|