大腸で一番気になるのは…やっぱりガン!
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女性のガンというと、女性特有の乳ガンや子宮ガンが多いと思われがちですが、女性のガン死亡率第1位は実は大腸ガンです。男性も肝臓がんを抜き、肺ガン、胃ガンに続き第3位となり、年々パーセントが上がっています。
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幸いなことに、大腸ガンは早期発見できれば治癒率はとても高いと言われています。そのためにも、定期的に検査を受けることがとても大切です。大腸ポリープ(良性の腫瘍)や大腸ガン(悪性の腫瘍)を見つけるための検査に「便潜血反応検査」があります。大腸のポリープやガンの7〜8割は、この検査で見つけることができます。これで異常が見つかったら、直腸指診や注腸造影検査、大腸内視鏡検査などで、出血の原因や良性・悪性の判別をしていきます。
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この「便潜血反応検査」は、(国内で行なわれている様々な大腸ガン検診の有効性を評価している)厚生労働省研究班のガイドラインで勧めています。一方、内視鏡を使った検診は、集団検診としては勧められないとしています。内視鏡検査は、ガンを早期発見し死亡率を減少させる効果を示す証拠はあるものの、検査の際の出血など無視できない不利益があるためです。
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なにはともあれ、ガンにならないことが大切です。大腸ガンの予防には、毎日の生活習慣が大きく関わっています。次のようなことを守れば、大腸ガンのリスクを減らすことができます。
◇便秘をしないようにする
◇食物繊維をたくさん摂る
◇腸内の善玉菌を増やす
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