野菜を食べて、熱中症を予防しよう


ビタミン・ミネラルは大切

熱中症を防ぐには、元々の体力や免疫力を高めておくことも大切になります。そのためには、まずきちんとした食事をとることが大切です。 特定の食材よりも、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルをバランス良く摂りましょう。特にビタミン各種と、ミネラルの亜鉛は大切な栄養素です。

野菜でビタミン・ミネラル・水分がとれる

野菜には体調管理に欠かせないビタミンやミネラルが豊富です。また食材自体にかなり水分が含まれるので、それだけ水分補給になります。夏が旬の野菜には、身体を冷やす効果があるものも多くあります。キュウリ・トマト・ナス・ピーマンなどをたくさん食べて、火照った身体を冷やしましょう。特にキュウリはカリウムが多くて利尿作用が高いので、身体にこもった熱を尿と一緒に排出してくれます。

疲労回復効果もあり

夏野菜には、疲労回復効果の高い野菜がたくさんあります。代表的なものが、ニガウリ・オクラ・モロヘイヤなど。これらの野菜の特徴は、苦味とネバネバがあること。苦味が食欲を刺激して、とろりとした食感は食欲がない時でも喉を通してくれます。こうした夏野菜を、ぜひお酢と一緒に食べましょう。お酢には疲労回復効果がありますので、浅漬けや酢の物にすると効果が倍増します。

淡色野菜で免疫力アップ

免疫力を高めるためには淡色野菜がおすすめです。淡色野菜に含まれるイオウ化合物は、免疫システムを活性化させます。また、玉ねぎなどに含まれる硫化アリルにも、免疫力をアップさせる働きがあります。タマネギ・カブ・大根・白菜などの淡色野菜を積極的に摂りましょう。ただし、緑黄移植野菜に多く含まれるビタミンAやビタミンCなども免疫力アップに大切な栄養素ですから、きちんと緑黄色野菜もとりましょう。

    

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