栄養もすごい〜春の代表食材「タケノコ」〜
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春の旬野菜といって、まずあげられるのはタケノコでしょうか。実はタケノコは、10数年前までは栄養的には何もなく、香りや歯触りを楽しむ食材という扱いでした。しかし最近は、栄養も高いことが分かってきました。その注目の栄養素が「チロシン」です。
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チロシンはアミノ酸の1つで、ドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料となり、やる気や集中力に関わります。チロシンはブドウ糖と組み合わせることによって、より効率よく脳にパワーを送りこむことが出来るので、タケノコご飯などはおススメです。他におススメは若竹煮(ワカメとタケノコの煮物)。チロシンはヨードと合成されると、甲状腺ホルモンの材料となるからです。
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タケノコにはアスパラギン酸というアミノ酸も含まれ、これは疲労回復に役立つ成分です。さらに食物繊維も豊富です。胃や腸の中で水分を吸収して膨らみ、満腹感を与えるので過食を防ぎます。塩分排出を促すカリウムも多く含んでいるので、むくみやダイエットにも効果的です。
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【春キャベツ】
おなじみのキャベツは「冬キャベツ」系で、固くしまり葉もしっかりで、煮込みや炒めものに向くタイプ。3月から5月が旬の「春キャベツ」は、丸い形で巻きがゆるく、食感もやわらかいキャベツのこと。キャベツにはビタミンCが豊富で、葉を3枚食べれば1日の必要量を満たしてくれます。
【アスパラガス】
春が旬のアスパラガス。さっと茹でてマヨネーズをつけたり、軽くバター炒めにしたり、あまり手を加えずに旬の味を楽しみましょう。アスパラギン酸というアミノ酸をたくさん含んでいます。
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