春に起こりがちな・・・肌トラブル


春は…冬と同じくらい乾燥

春に起こりがちなトラブルのひとつが、肌のトラブル。その主な原因は「乾燥」です。寒い時には乾燥を気にしていても、春になって暖かくなると気にしなくなりがちです。しかし実は、春先の空気は冬と同じくらい乾燥していることが多く、肌のうるおい成分は不足しがちなのです。

肌への悪条件がこんなに?!

一方、気温が上がって汗ばむことにより、皮脂の分泌量が増加してニキビが出来やすくなります。その上寒い日もまだまだ多く、寒暖の差が激しくなっていて、春は肌荒れを起こしやすいのです。さらに春先は、入学や卒業、転勤や人事異動などで環境が変わる機会が多く、そうした環境の変化からのストレスによって、さらに肌にダメージがきます。

紫外線は春先から注意

何よりも一番気をつけたいのが紫外線です。夏の暑い日差しになってからは、たいていの人が気をつけるようになりますが、実はそれでは遅いのです。紫外線量は、まだ肌寒い3月から一気に増加してし始めます。春になったばかりと感じている4月や5月の紫外線量は、7月や8月とほぼ同じ量なのです。

紫外線がつくる「シミ」や「シワ」

なぜ紫外線に気をつけなければいけないのか?…それは紫外線が肌を老化させるから。「シミ」は紫外線を浴び続けることによって、メラニンをつくる色素細胞の遺伝子に変異が生じて、メラニンを過剰に作り出すためにできます。「シワ」は、紫外線がコラーゲンなどのハリや弾力に関わる繊維を小さく切ってしまう酵素を、生成するために出来るのです。

   

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