３０代でまさかの・・・「更年期障害」？！

ホルモンバランスの乱れで

更年期障害は、本来は閉経が近くなった年齢ころに卵巣の機能が衰え、必要なホルモンを出す機能が低下してホルモンバランスが崩れるために、のぼせや目まい、情緒不安定、不眠などの「不定愁訴」といわれる症状が起こります。しかし最近、まだ更年期でない３０代や４０代前半で、これと同じような症状に苦しむ女性が増えてきています。

こんな生活がダメ！

更年期障害は、女性ホルモンが正常に分泌されなくなるために起こるものです。女性ホルモンのバランスが崩れる原因は、日常生活の乱れに大きな原因があります。若い女性が陥り易い日常生活の乱れとしては、具体的に、「ストレス」、「不規則な食事」、「無理なダイエット」、「運動不足」、「睡眠不足」などが挙げられます。

ビタミンＥと軽い運動が大切

まずはきちんとした生活を習慣づけることが第一です。また、食事もきちんと栄養バランスよく摂りましょう。特にビタミンＥを摂るように気を配る必要があります。ビタミンEを多く含む食物としては、植物油・抹茶・すじこがあります。さらに適度な運動をし、自分なりの上手なストレス解消を見つけることが大切です。

こんな症状があると？

更年期障害に伴う症状とは、「顔がほてる」、「汗をかきやすい」、「顔や手足が冷えやすい」、「息切れ・動悸」、「寝付きが悪い」、「イライラする」、「疲れやすい」、「頭痛・めまい・吐き気」、「肩こり・腰痛・手足の痛み」などです。“私はまだそんな歳じゃない”と思っても、生理不順があり、更年期障害に伴う症状が出ているときには、若年性更年期障害の可能性もあるのです。

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