ウイルス退治に・・・免疫力アップ


発症する、しないの差は?

ノロウイルスに限らず、インフルエンザなどもウイルスが原因で発症します。同じウイルスに感染しても、症状がでる人と出ない人がいます。また罹ったとしても、症状がひどくなる人と、それほどでもない人がいます。その違いは何と言っても・・・免疫力です。

免疫力が弱ると・・・

人間の体には約60兆個の細胞があり、私たちの体内では、それぞれの細胞が自身の細胞であることを認識できるような仕組みになっています。自分の細胞と異なる異物が体内に侵入してきたら、直ちにこれを排除するような力が発揮されるのです。これが「免疫」と呼ばれ、ウイルスのような異物を排除してくれます。しかし、この免疫力が弱っているとウイルスに負けてしまうのです。

免疫力低下の3大悪

免疫力を低下させてしまう原因の3大悪は、不眠・疲労・ダイエットです。「寝不足の時や疲れている時にはどうも風邪をひきやすい」と感じている人は多いはず。それは、寝不足時や疲労時には免疫力が低下していることが多いからなのです。また、ダイエットをしていると、どうしてもタンパク質が不足気味になってしまい、そのことが免疫力低下につながります。

ビタミンとミネラルで免疫力アップ

ですから免疫力アップには、睡眠をたっぷり取ること、疲れをためないこと、きちんとした食生活をすることが大切といえます。
さらに、ビタミンとミネラルもたっぷり摂りましょう。粘膜を強化するビタミンA、代謝機能を高めるビタミンB群、抗酸化作用のあるビタミンCとEを十分にとりましょう。またミネラルでは、亜鉛・鉄・銅などが免疫力アップに効果的です。

マガジン表紙へ