肌を潤わせるちょっとした工夫とは?


年とともに減るうるおい

最近よく聞かれるようになった「セラミド」。水分を保持している細胞のつなぎの役割があり、水分をサンドイッチ状にはさみ込んで、うるおいを逃がさないようにしています。このセラミド、実は一番盛んなのは生まれたての赤ちゃんで、それからは減り続けていきます。ですから年とともに潤いを保つケアは重要になっていくのです。

湿度が低いと・・・肌から水分蒸発

空気中の湿度が30%を切ると、肌の角質層から水分が蒸発し始めます。加湿器以外にも、部屋に水槽をおく、バスタブにお湯をはってドアを開けておくなどでも効果があります。また、ゴムの木などの肉厚の大きな葉の植物ですと湿度調節機能がありますので、そちらもおススメです。

冷えないことも大切

肌は血液からの栄養により新しい細胞をつくりますが、冷えると血管が収縮して栄養がうまく運ばれず、健康な細胞を作ることができません。足先や首周りなどは寒さを感じやすく、身体を冷やしやすい箇所ですので、特に注意して温かくしておきましょう。ウォーキングやストレッチなどで身体を動かすことも血行を良くするために効果的です。

朝の15分で乾燥肌を防ぐ

夜更かしや徹夜、睡眠不足を繰り返していると、肌の再生を促す「成長ホルモン」の分泌が狂い、肌に影響を与えてしまうので注意しましょう。また、女性の方には、朝のメイクでの一工夫を紹介しましょう。洗顔後に保湿成分の美容液をつけると良いのですが、肌に浸透するまで15分ほど待ちましょう。すぐにメイクしてしまうと、保湿成分がパウダーに吸収されてしまいます。

    

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