「健康入浴」と言えば・・・
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自宅以外で楽しむお風呂といえば、その代表格は温泉!普通のお風呂での血行促進効果以外に、それぞれの温泉に含まれる成分によって薬効があります。保湿効果が高いのは塩化物泉や硫酸塩泉など、血行促進効果が高いのは炭酸泉や硫黄泉などです。
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温泉には色々な成分が含まれていることによって、普通の湯と比較して熱さを感じにくいという特性があります。そのため知らず知らずのうちに、熱い湯に長い時間入ってしまう危険性があります。「入る前にかけ湯をする」「長湯をしない」といった注意が必要でしょう。
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最近では、通常のお風呂以外にも「浴」のつくものが増えています。例えば足浴、それも最近ではマイナスイオンを発生させて体内の老廃物を排出させるデトックスを兼ねた足湯なども登場しています。さらに最近よく見かけるようになったのが「岩盤浴」。岩盤の上に寝転び、岩盤から生じる遠赤外線などの温熱により無理なく全身に汗をかけると好評で、現在全国では約1000施設近くまで増えているそうです。
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岩盤浴には気をつけなければいけない点もあるようです。ある細菌検査機関が調査した結果によると、岩盤浴室内の真菌(水虫菌などのカビ)は、一般家庭のフローリング床で検出されるものの100倍以上だったそうです。岩盤浴の衛生基準はサウナなどと同じなのですが、サウナが90度の高温で乾燥していて細菌が死滅するのに比べ、岩盤浴は室温40℃湿度80%と細菌が繁殖しやすい環境にあります。岩盤浴に行く際は、こうした衛生面もきちんとしている施設を選ぶことが大切です。
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