筋肉痛〜スポーツの秋で起こしがち〜


ついつい頑張りすぎて・・・

秋と言えば…「スポーツの秋」。新しくスポーツを始めたり、以前していたスポーツを久しぶりに一日中楽しんだりする人も増えるでしょう。しかし、ついつい頑張りすぎてしまいがちで・・・起こしやすいのが筋肉痛ですね。

筋肉痛のアフターケア

筋肉痛の痛みは冷やしてしまいがちですが、実は温めるケアが適しています。冷やすのは炎症を抑えて痛みを一時的に軽くする効果があるので、傷みのひどい時には冷やします。一方、温めるのは筋肉組織の血液循環を促進し、筋肉痛を治す効果があります。しかし、炎症の進行中は、温めると炎症を促進してしまうので、一時的に痛みが激しくなることもあります。
具体的には、次のような順序でケアするのが良いでしょう。
     @運動後に痛みが出ない間は温める
     A痛みが出たら冷やす
     B痛みが弱くなり始めたら、少し痛みがあっても温める


筋肉痛の予防策

ふだん運動不足だったり、筋力に自信のない人は、運動前にストレッチングすることが大切です。ストレッチングは、筋肉を温めて血流を良くする効果があります。呼吸しながら20秒ほどゆっくりと、日ごろ使っていない筋肉を十分に伸ばしましょう。また、激しい運動後は急に寝たり休んだりせずに、軽いランニングなどでクールダウンして、血液循環を急激に落とさないようにすることも大切です。

筋肉痛になりやすいのは・・・

階段は昇る方が辛そうですが、実は筋肉痛になりやすいのは下りの方です。筋肉は本来「縮んで力を出す」ので、階段を下りる時のように「力を出しながら筋肉を緩める」運動の方が、筋肉が傷つきやすいのです。

   

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