正しい歩き方を知っておこう


悪い歩き方でヒザなどに負担

ウォーキングをしていて膝やスネに痛みが出てしまうという場合、足に負担をかける歩き方をしていることが多いのです。まずは正しいウォーキング方法を知っておきましょう。

きちんとした姿勢を

まずは立ったときの姿勢が大事です。背筋をすっと伸ばし、横から見て、耳・肩・腰・足首までが地面に対してまっすぐ一直線になっているように立つこと。猫背であったり、逆に背中が反りすぎていないか、鏡で見たり、周りの人にチェックしてもらったりしてみましょう。頭をまっすぐに立てることも大切です。目線を落とさず遠くを見るようにしてください。

足のつき方が大切

歩き方で一番大切なのは足のつき方。必ずカカトから着地するようにしましょう。着地の時には体重の約1.5倍の重さがかかるので、衝撃力を小さくするため、面積が広く厚い脂肪に覆われているかかとで着地することが大切です。かかとで着地した後は、足の外側(かかとから足先へ)、小指、親指の順で体重を移動していきましょう。

足首の柔軟性をチェック

かかとから足先へ重心を移動する歩き方をするために必要なものが足首の柔軟性。床にお尻を着けて足を真っ直ぐ前に伸ばし、足首を前に倒した時に床に対して平行に、また自分側に近づけた時には床に垂直に出来なければ、足首の柔軟性が足りません。そうした人は足首のストレッチをして柔軟性を高めましょう。いきなり柔らかくはならないので、ストレッチをする際には無理に伸ばさず、心地よい痛みを感じる程度に、毎日少しずつ気長に続けていきましょう。

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