中高年に欠かせないビタミンE


細胞の老化を防ぐ

ビタミンEは、活性酸素により脂肪酸が酸化されるのを防ぐ働きがあるので、体によくない過酸化脂質の増加を防ぎます。また、活性酸素との結びつきを防ぐ働きによって細胞の老化を防ぐので、ビタミンEは老化防止のビタミンと呼ばれます。

サラサラ血にするために

血液中を運ばれるコレステロールは、脂肪の膜で覆われていて、これが酸化すると過酸化脂質が出来、血管壁にこびりついて、動脈硬化が起こりやすくなります。そして血流が悪化すると、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなるのです。それを予防してくれるのがビタミンE。過酸化脂質の生成を抑制してくれるのです。
ビタミンEは過酸化脂質を分解することで、ドロドロ血液を防いで血行を良くしてくれます。血行が良くなることで、血行障害から起こっている肩こりや頭痛、冷え性などの症状を改善してくれるのです。

ビタミンEを多く含むもの

◇魚介類     うなぎ・はまち・たらこ
◇種実類     アーモンド・ヘーゼルナッツ・ひまわりの種
◇油  脂     ひまわり油・綿実油・サフラワー油
◇野菜・果物   かぼちゃ・モロヘイヤ・アボカド・大根の葉

効果的に摂るには?

@ ビタミンCと一緒に摂取すると抗酸化作用が高められるので、
  野菜や果物と一緒に摂取しましょう。
A 乳製品の乳脂肪と結びつきやすく、一緒に摂ると身体に吸収されやすいので、
  ナッツの入ったアイスクリームなどがおススメです。

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