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１日のリズムは朝の光で決まる |
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時間医学は日常生活でも健康維持に役立つことが多くあります。そのためには、生体リズムを知っておくことが大切です。 |
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概日リズムがぴったり２４時間でないのは、季節によって昼間の時間が変わるので、それに対応できるためと考えられています。そのままにしておくとリズムがずれていき、数日から数十日で昼夜が逆のリズムになってしまう可能性もあるので、このずれを毎日調整する必要があります。リズムを調整するために大切なのが朝の光なのです。 |
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朝になって太陽の光を浴びることで体内時計はリセットされ、生体リズムが活動の方向に向かいます。朝起きた直後に目に入る太陽光を判断材料にして、体内時計は朝を感知します。身体は、朝であることを感知した時刻から約１０時間、活動するためにふさわしい状態を保つように、体温や血圧をコントロールするのです。 |
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太陽光を感知した時刻から約１４時間後になると、体内時計は脳に信号を送り、体を休めるホルモンであるメラトニンの分泌を増加させます。その作用により１〜２時間後には眠くなる仕組みになっています。このため、眠りにつきたい時間が決まっていたり、早く眠りたい場合は、その時刻から１４〜１６時間さかのぼった時間に起きて太陽の光を浴びると、ちょうど眠りたい時刻に自然に眠気がおとずれます。 |
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