ジェネリックに切り替えるにはー実践編ー


事前に調べておく

アンケートによれば、「自分が飲んでいる薬と同じ成分のジェネリック医薬品があるのか」、「それぞれの薬がいくらくらい安くなるのか」ということが、患者側にとって非常に気になることのようです。担当医や薬剤師に訊くこともできますが、自身でも調べることができます。インターネットのサイトで意外と簡単に調べられるので、一度下記サイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。
   <参考HP「患者さんの薬箱」・「おくすり110番」>

処方せんの決まりを知っておく

現在の処方せんでは、紙の下部に医師が署名する欄があります。そこには「後発医薬品(ジェネリック)への変更不可の場合、以下に署名」とあります。つまり、その部分に署名がない場合は、全て薬局においてジェネリック医薬品に変更することが可能なのです。薬剤師さんに処方せんを手渡す際に、一言「ジェネリック医薬品に変更したいです」と言ってみましょう。

「担当医に言い出しづらい」という方は

健康保険組合や健康保険協会などから、「ジェネリック医薬品希望カード」が送られている方も多いと思います。担当医に言いづらい場合は、医療機関の窓口に保険証と一緒に出したり、薬を処方してもらう薬局で提示することにより、口に出さなくてもジェネリック医薬品を希望していることを理解してもらえます。

「いきなり切り替えるのは不安」という方は

いくら成分が同じとはいっても、いきなりジェネリック医薬品に切り替えるのは不安な方におススメなのが「お試し調剤」です。例えば医師の処方せんが1ヶ月となっていても、1週間分だけジェネリック医薬品を試すことが出来るものです。名前のとおり、最初に試すのに最適です。

    

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