知らず知らず…ドキドキ感と幸せ気分がアップ


2月14日はバレンタインデー!!これを機会に、チョコレートについて色々と知っておきませんか?

チョコメーカーの仕掛けから

バレンタインは日本以外の国々では、女性からだけでなく、恋人同士がカードやギフトを贈り合います。チョコレートをギフトに贈る場合もありますが、必ずしもチョコレートとは限りません。日本では、チョコメーカーがバレンタインキャンペーンを最初に行なったので、女性がチョコレートを贈るという形式が定着したのです。

チョコでドキドキ感がアップ

このチョコメーカーの商法は、先見の明があったかもしれません。チョコレートには、実際に「恋に落ちた」ような胸をドキドキさせる効果がある、という実験結果が先ごろ報告されました。
「チョコを口の中で溶かす」時と、情熱的に「キスをする」時の心拍数を調べたところ、チョコを食べている時の心拍数は、キスしている時の2倍にもなったのです。さらに脳の活動も調査され、チョコが舌の上で溶け始めた時には、脳のすべての部分が激しく活動し、その興奮状態はキスと比べて4倍以上も長く続いたのです。

幸せ気分も高まる

チョコレートは、エンドルフィンという脳内物質を放出させます。このエンドルフィンという物質は、モルヒネのような作用をもつ自然の鎮痛薬と言われ、食べた人の幸福な気分を高める働きがあります。バレンタインに好きな人に贈るには、チョコレートは最適な品物なのです。


※チョコの歴史
チョコレート原産地の中央アメリカでは、紀元前から「神様の食べもの」と呼ばれ、王侯や貴族などの支配者階層だけが、滋養強壮剤として飲んでいました。チョコレートがヨーロッパに入ったときは、薬屋さんで扱われていました。様々な薬効が知られていたチョコレートは、美味しい嗜好品というより、様々な症状の改善に働く薬だったのです。

   

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