新年会対策〜ポイントはおつまみ〜


新年は胃腸がお疲れ気味

年末の忘年会もあり、新年会の頃には、かなり胃腸もお疲れのはず。そんな時には胃腸のトラブルが出がちです。「そうはいっても新年会ははずせない!」・・・とすれば、新年会で出来るだけ胃腸に負担をかけないことが大切です。それには、おつまみに気を配りましょう。

おつまみのポイント

≪飲む前に食べる≫
お酒をたくさん飲む前に食べることが大切です。空腹時には胃液が分泌されます。そこにお酒を飲むと、胃液とお酒の両方で胃壁を攻撃して、胃の粘膜がやられます。お酒を飲む前には何か食べて胃壁を守りましょう。先におつまみがあまり食べられない時は、事前に牛乳を飲んだり、チーズを食べておきましょう。

≪胃に優しいものを食べる≫
消化しやすく、胃に優しいものを選びましょう。豆腐などの大豆製品、白身魚の煮ものなどはおススメです。肉料理は脂身の少ないものを選びましょう。野菜は白菜などの淡色野菜を加熱した料理などがおススメです。

≪避けたい食べ物≫
塩味の濃いものや辛いものは避けましょう。魚介類では貝類・タコ・イカなど、肉類では脂身の多いものは、胃に負担をかけます。また野菜でもアクの強い山菜などは注意しましょう。もちろん、ポテトチップスなどのお菓子類はご法度です。

普段の食生活にも、ちょっと注意を

胃が弱るこの時期、新年会を無事に乗り切るために、普段の食生活にもちょっと注意し、胃に負担をかけるものはなるべく避けましょう。過度の香辛料は胃の粘膜を荒らしますし、塩辛いものは胃液の分泌を過剰にします。さらに、間食や飲み物にもちょっとした気配りを。甘いお菓子に含まれる砂糖には、胃の粘膜から水分を吸いだす作用があるので、意外と胃に負担をかけます。また、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、胃液の分泌を促進し、胃に刺激を与えてしまいます。

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