明るく前向きな人ほど、危険性が大!


ストレスに気付きにくい人が要注意

仕事も家事もテキパキこなす人、明るく前向きな人ほどなりやすい傾向があります。また、普段からあまりストレスを感じないという、ストレス許容量の大きい人ほど、実は注意が必要です。

パニック障害なりやすさ度―セルフチェック

4〜6項目に当てはまる人は、パニック障害の危険度が高いと言えます。
◇職場・家庭・地域などで、1人で何役もこなしている
  いくつも役割を抱えている人は、自覚のないまま多くのストレスを抱えています
◇社交的な家庭で育った
  社交的な親に育てられると、交感神経優位の生活パターンを受け継ぎやすい
◇人にペースを合わせることが多い
  のんびりマイペースな人ほど、パニック障害になりにくい
◇元気で頑張り屋だと思う
  知らないうちに無理をして、警告が出ても気付かないふりして頑張ってしまう
◇人と会う機会が多い
  会う人ごとに心構えを修正する必要があり、気づかぬうちにストレスがたまる
◇あまりストレスを感じたことがない
  心や体の警告に気付きにくく、パニック障害になるまでストレスに気付かない

なりやすい人は必見―毎日の予防法

■充実した時間を過ごそうと思わない
  充実した時間を過ごそうと意気込むことが強迫観念で、自分を追い込むことに
■人と会わない時間を持つ
  人と会うことは、楽しい相手でもストレスがあるもの。1人の時間も大切に
■肩の力を抜いてリラックス
  肩に力が入るのは交感神経優位の時。力を抜くと自律神経バランスが整う
■ゆったりした腹式呼吸をする
  胸式呼吸だと交感神経優位に。意識して腹式呼吸をすると副交感神経優位に

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