脳の働きを良くする ハンドマッサージ


手の揉みほぐしで、脳が活性化

全く離れた場所にありますが、手と脳はとても関係が深い場所なのです。脳を効率よく働かせるためには、ハンドマッサージが有効であることが、ある研究で証明されました。手を揉みほぐすことによって、脳の働きを円滑することが出来るようなのです。

脳のオーバーワークで、うっかりミス増加

人の脳にはワーキングメモリーと呼ばれる、短期記憶をつかさどる場所があります。人は様々な情報を一時的にここに記憶し、色々なことを判断しているのです。ところが、忙しすぎたり考えることが多すぎると、脳がオーバーワーク状態となり、ストレスを感じたりイライラしたりして、ワーキングメモリーが正常に働かなくなります。これにより、物忘れやうっかりミスが増えてしまうのです。場合によっては、軽度の認知症を早めてしまう危険もあります。

手は「第二の脳」

ハンドマッサージをすると、ワーキングメモリーがよりスムーズに機能することが、実験によって明らかになりました。手は「第二の脳」と言われ、手を上手に扱うことは、脳を上手に扱うのと同じことと言われます。手に刺激を与えることで脳のバランスが良くなり、ワーキングメモリーに負担をかけにくくなるのです。

脳に効く ハンドマッサージ

ちょっと時間のある時に、自分でハンドマッサージをしてみましょう。手順は次の通りです。自分の好きな香りのクリームや、リラックス効果のある匂いのものを使うと、ストレス解消などの効果も期待できます。
@ハンドクリームを塗る
A指の側面を親指と人差し指で押しながら、指先に向かってマッサージ
B親指と人差し指の間(手の甲の部分)を押す
C手のひらの親指の付け根部分を、ぐりぐり押す

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