アイディアグッズで、救命率アップ!


9月9日は“救急の日”

突発的な心肺停止などの状況では、救急車が到着するのを待っていては間に合わない場合も多々あります。その際には、近くにいる人が心肺蘇生を出来るのがベストでしょう。ただ、心臓マッサージやAED(自動除細動器)のやり方などは、講習会などで一度習っても、時間がたつと忘れてしまいがちです。9月9日は救急の日です。これを機会に、心肺蘇生法など、救急に関することを色々と勉強してみてはいかがでしょうか。

おススメ「救急バンダナ」

そんな方におススメしたいのが「救急バンダナ」です。心肺蘇生を行なう際の手順が、布に書いてあります。これを携帯していると、実際に心肺蘇生を行なう場合に、手順が確認できます。さらに、ケガの手当用として、三角巾や包帯の代用品としても使用できる優れものです。(参考サイト:東京救急協会

医療情報を冷蔵庫に保管

自宅で倒れるなどの万一の場合、何とか救急車を呼べたとしても、自分で持病や服用薬などを伝えるのが難しいこともあり得ます。そうした場合に役に立ちそうなシステムが、冷蔵庫に医療情報を保管する「救急医療情報キット」です。米国の救急対応を参考に、東京都港区が考案しました。現在では北海道夕張市など、少しずつ全国に拡がっています。(参考サイト:東京都港区

どの家庭にもあって、場所も分かりやすいのが利点

“医療情報を冷蔵庫に?!”とビックリする方もいるかもしれませんが、冷蔵庫ならば、どこの家庭にもあるし、場所も台所にあることがほとんどなどで、救急隊員でもすぐに見つけることができます。外部に事前に個人情報を知らせる必要もないので、プライバシーも守ることができます。高齢の単身世帯などには特に有効と考えられ、災害時にも有用であると期待されています。

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