口臭の大きな要因 舌苔にも注意!


舌苔から口臭が発生

舌の汚れが、口臭の原因になっている場合も多いです。舌の表面に白っぽいものが付着しているのを見たことがあるでしょうか?それは舌苔(ぜったい)といい、舌に食べかすや細菌がたまることによって、口臭の素になっています。

舌ブラシで舌苔を取ろう

舌の表面は、舌乳頭と呼ばれる、目には見えない突起が多数あり、絨毯のようなヒダ状になっています。このヒダを全部広げると、8畳分もの面積になると言われています。ですから、見た目以上に、多くの食べカスや細菌がたまってしまうのです。舌苔の除去には、専用の舌ブラシを使うのが一番です。歯ブラシより軽い力でなぞるだけで、舌苔が除去できます。

ゴシゴシと強くこすってはダメ

舌苔は、ゴシゴシ強くこすってはいけません。舌を強くこすると、表面にある舌乳頭が傷つきボロボロの状態になり、はがれた組織が唾液に混じり、唾液が濁ります。かえって、口中の洗浄力が低下してしまうのです。また、舌乳頭を傷つけてしまうと、慢性的に口の中が渇くようになり、細菌が繁殖しやすくなります。

こんな時は、舌苔が付きやすい

次のような時には、舌苔が付きやすくなっています。普段以上に舌のケアを気にするようにしましょう。

 体調が悪い時  生活が不規則になっている時
 アルコールを飲みすぎた時  甘味飲料を飲みすぎている時
 刺激物を食べた時  緊張状態で、唾液の量が少ない時

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