手洗いだけでは不十分 身のまわりの消毒も


清掃と消毒が大切

感染者が、咳やくしゃみを手で押さえた後や、鼻水を手でぬぐった後に、物に触れると、その場所にウイルスが付着します。ウイルスの状態にもよりますが、その場所である程度の感染力を保ち続けると考えられます。清掃や消毒を行なうことで、ウイルスを含む飛沫を除去することが出来ます。アルコール製剤を不織布にしめらせて拭きとるようにしましょう。

共用部分の消毒を

職場などでは、不特定多数の人が日常的によく触れる場所に、定期的な消毒が必要です。ドアノブ・スイッチ・階段の手すり・共用のテーブルや椅子・エレベーターの押しボタン・トイレの流水レバー・便座など、かなりありますので、このような場所の消毒は、企業がきちんと対応すべきでしょう。

頻繁に手に触れるものに注意

不特定多数の人が使わないものでも、個人が日常的に手に触れるもの、例えば、個人の机・キーボード・マウスなどは、きちんと消毒しましょう。特に、気をつけたいのが携帯電話です。口からの飛沫が付着しやすいので、数時間に1回は消毒しましょう。

意外な盲点! アクセサリー

女性に気をつけてほしいのが、身を飾るもの。長時間つけたままにするアクセサリーは、ウイルスが付着しやすいので、出来れば外すか、きちんと毎日消毒しましょう。特に注意したいのが「つけ爪」で、出来れば着けない方が良いでしょう。男性も、腕時計などには注意が必要です。

    

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