アロマテラピーで生活をより快適に


広義的には

「アロマテラピー」とは、直訳すれば“香り療法”ということで、草花・葉・樹木・果実などの植物がもつ様々な香りを用いて、人の心身を癒す療法のことを指します。例えば、森林浴をして植物の香りで気持ちがよくなることも、広義的にはアロマテラピーです。

一般的には

「アロマテラピー」とは、植物から抽出した100%ピュアな香りのエッセンスを利用して、健康や美容に役立てる方法をいいます。人間が本来もっている自然治癒力を、植物の力を使って高める植物療法で、現在のアロマテラピーの基礎が確立されたのは20世紀初頭です。

エッセンシャルオイル

アロマテラピーに欠かせないものがエッセンシャルオイル(精油)です。エッセンシャルオイルは、香りを持った植物から抽出された揮発性オイルで、揮発性なので、室内で香りを楽しんだり、マッサージオイルとして使ったりできて、約200種類もあると言われています。

嗅覚を通じて古い脳を刺激

アロマテラピーには、嗅覚を通じて吸入させる方法があります。視覚・聴覚・嗅覚などの5感で、嗅覚だけが、唯一“古い脳”を直接刺激することが出来ると言われています。“古い脳”を活性化することで、豊かな感情を取り戻すことやストレス軽減に役立ち、バランスのよい精神状態を保つのに役立つと考えられています。

メディカル・アロマテラピー

フランスなどでは以前から、医療の中でアロマテラピーが使われていました。最近では日本でも、心療内科や精神科でアロマテラピーが活用され始めています。他にも産婦人科で、リラックス効果や鎮静効果を安産に役立てたり、産後のケアに使われています。

   

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