特に怖いのは・・・身体依存
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3つの依存タイプの中で最も怖いのは、アルコール・タバコ・薬物などに対する依存症です。なぜならば、これらは摂取しすぎると、身体にこれらの物質に対する耐性ができ、「身体依存」の状態になってしまうからです。
※身体依存とは
ある物質を長い期間、たくさん摂ったために、体がその物質がないといられなくなり、中断したり制限したりすると、体に異変が生じること。
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他の依存症の場合、本人の意思しだいで克服することが出来ます。しかし、身体依存になった場合には、一生克服することが難しくなります。何年間もそれを絶っていても、1度でも口にしてしまうと、また止められなくなってしまうのです。
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最初は、ストレス解消したいという気持ちが動機になっていることが多く、そのことによって一時的に満足感が得られて、気持ちよくなるのです。しかし、続けていくうちに習慣そのものが目的になってしまい、徐々に身体依存になり、止められなくなり、最終的に体を壊すという末路になってしまいます。
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タバコに含まれるニコチンには、頭をスッキリさせる精神興奮作用と、気持ちを落ち着かせる精神鎮静作用の相反する両方の作用があることが分かっています。たばこを吸った後の満足感も、ニコチンによって引き起こされています。
しかし、タバコとガンの関係は深く、特に、肺ガンや喉頭ガンなどは、タバコが危険因子であることが認められています。また最近は、細胞の老化を促進するフリーラジカルも、タバコが原因で体内に生成されると言われています。
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