これだけは知っておこう!とっさの応急手当


やけどをしてしまった場合、応急処置がとても大切です。応急処置の仕方によっては、やけど跡が残ったり、完治が遅くなることもあるのです。

◎水で冷やす

やけどは、出来るだけ早く患部を水で冷やすことが大切です。やけどした部分に、痛みと熱さを感じなくなるまで、目安として15〜20分程度は冷やしましょう。流水で冷やすのが一番です。

◎流水がかけにくい場合は…やかんなどで

背中など流水がかけにくいところは、患部に清潔なタオルなどをあて、その上からやかんに入れた水をかけます。冬の時期は、患部以外のところが冷えないよう、毛布や衣類などでくるむことも大切です。

◎衣服は無理矢理脱がさない

着衣を脱がせるのに手間どったり、衣服が体に張り付いているようなら、そのまま素早くホースなどで水をかけたり、お風呂に水を張って浸かるなどして、十分に冷やします。はりついた衣類を無理に取ろうとすると、皮膚がはげてしまい、細菌感染を起こします。

◎包帯しない・軽くガーゼで覆う

冷やした後は、清潔なガーゼや布などで、やけどした部分をゆるく覆い、病院へ行きましょう。絆創膏や包帯などで、患部とガーゼをピッタリくっつけないように注意して下さい。

※薬品によるやけど

強い酸やアルカリでもやけどをします。原液のまま薬品を浴びてしまったら、薬品を完全に洗い流すため、水道の流水やホースなどで、30分以上かけ続けましょう。熱を冷ますだけが目的ではないので、ぬるま湯でも構いません。

   

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