色々ある乳酸菌…相性が大切


少し前まで、乳酸菌といえばビフィズス菌くらいしか知られていませんでしたが、最近では色々な乳酸菌が知られるようになりました。

アレルギーに効く「KW乳酸菌」

ヨーグルトやサプリメントなどで見かける「KW乳酸菌」。100種類以上ある乳酸菌のひとつですが、特に注目されているのは、KW乳酸菌にアレルギー症状を抑える働きがあるためです。花粉症患者に対して、KW乳酸菌のヨーグルトを摂取してもらったところ、花粉症の症状が改善したとの研究報告あります。

歯周病と口臭に効く「乳酸菌LS1」

最近お菓子などでも見かける「乳酸菌LS1」。乳酸菌LS1は、健康な人の唾液(だえき)に含まれており、歯周病の増加を抑えているのです。臨床試験で、乳酸菌LS1を含む錠剤型の菓子5粒を1日5回食べてもらったところ、“歯周病3種の数は4週間後には平均で約20分の1に減少”“口臭ありと判定された20人のうち13人が8週間後には口臭が消えた”という結果が出ています。

ピロリ菌の除菌が期待される「乳酸菌LG21」

特に最近注目されているのが「乳酸菌LG21」。乳酸菌LG21は、胃がんや胃かいようなどの胃の病気の主原因であるピロリ菌の除菌に、有効利用できるのではないかと期待されています(コラム「ピロリ菌」参照)。実際に、3種類の薬剤にLG21乳酸菌入りヨーグルトを併用したところ、除菌率が10%近くも上がったことが、実験により明らかになっています。

効果が出やすい乳酸菌は、人それぞれ

最近では、さまざまなヨーグルトや乳酸飲料が売られています。その中のどれでもイイというわけではないのです。人それぞれに腸内フローラ(コラム「腸内環境」参照)が違うので、人によって効果が出やすい乳酸菌の種類は違うのです。この相性の善し悪しを見分けるには、実際に試してみるほかありません。少なくとも1週間は続けてみて、体調を見てみましょう。

    

マガジン表紙へ