脂肪肝の改善に〜食生活と運動が大切
ウイルス性肝炎以外で、多くの人に関係する肝臓疾患が、成人男性の４０％がなっていると言われている脂肪肝です。肝臓のケアでは、まず“お酒を控える”ことが頭に浮かびます。もちろん、それも大切ですが、脂肪肝では食生活や運動習慣なども改善の大きな要因となります。
◇適正な摂取エネルギー量を守る 目安は、体重１kg当たり２５〜３５kcal ◇脂肪の摂取量を減らす 総摂取エネルギーの２割以下に抑える ◇糖質、特に甘いものを控える 砂糖を使った菓子類やジュースを減らす ◇３度の食事を規則正しく 朝食抜きは午前中のエネルギーが不足し、肝臓の負担になる ◇食物繊維をたっぷり摂る 低エネルギーで満腹感が得られ、肝臓に負担となる便秘の予防に役立つ ◇ながら食いやつまみ食いをしない 甘いものは食後か決めた時間に適量を守って食べる ◇無謀なダイエットをしない 極端なダイエットでタンパク質が不足しないようにする
◇全身を使う有酸素運動が効果的 ウォーキング・軽いジョギング・平坦地でのサイクリング 水中歩行・アクアビクス・軽いエアロビクスなど ◇最低２０分の運動 持続時間が短いと脂肪が燃焼しないので ２０〜３０分の運動をなるべく毎日行なう ◇運動強度は息苦しさを感じない程度 激しい運動は短時間しか続けられないので、脂肪を燃焼できません。 息苦しさを感じない程度の運動で、効率良く脂肪を燃やしましょう。
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